プリンセス・プリンシパル 6話感想 バッドファーザー

プリンセス・プリンシパル6話の感想です。ネタバレ注意でお願いします。

 

 

・・・重たい。きびしい。とてもつらい。そんな話。

構成、演出が素晴らしくラストは泣いてしまった。

緩急でいえば緩の方であるがクオリティはここまでの中でも指折りの完成度を誇っているように感じる、スゴい回だったと思う。

 

・OPについて

6話みてて「アレ?」と思ったけど、タイトルロゴ表示のとこで淵がケイバーライトっぽく緑に光るようになってた。見返したら5話から変わってたし細かい追加変更にも注意が必要。

 

・case18 Rouge Morgue

case18。また飛んだー!!完全無規則だなぁ。穴は本編以外、あるいは2クール目(いつ)で埋めるのかな。埋めてほしい。

#04 case09 Roaming Pigeons

case09。13を超えてはいないけどやはり時系列シャッフルできた。13以下で進めるのかなぁ。チセとの合流とかの話を後回しにするのは分かるとして、それにしては穴ぼこすぎるのが気になる。穴は全部埋められるのか?『元から穴ぼこ想定』としてcase20とかに飛ぶと予想してたけど中途半端に飛んだのでキッチリ埋めていく可能性が出てきた。

さらに全12話という話もあり、#01case13はミスリードで途中でcase20なんかに飛んでいくなんてことが十分考えられる。

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 Rouge Morgue は直訳すると紅いモルグ(死体安置所)。まぁこれはエドガー=アラン=ポーの推理小説の草分け的作品『The Murders in the Rue Morgue*1のオマージュと思われる。

6話の内容自体は多分被ってない(気がする。どっかであるのかも)。

 

・デイジー=マクビーン

ドロシーの本名発覚。父親のダニーは昔は有能だったが腕を失いダメになっちゃった系。嫁であるドロシーは家を出て父親は娘であるデイジーにDVを繰り返す。当然デイジーも家を出る。

 

・ベアト&シャーロット

ベアト「コントロールも酷いですよ。ドロシーさんの事情を知っているのに、あんな親と接触しろだなんて」

シャーロット「親?」

ベアト「あっ、い、いえっ。こ、今夜の紅茶はどうしましょう。ウバにします?それともキーモンが良いですか?」

 

クッッソどうでもいいけど紅茶だとアールグレイが好き。聖グロじゃダージリンが好き。

シャーロットに対して【親】はタブーな話題。おばあさま(女王)とは良い関係だけど親とは・・・。おばあちゃんっ子というとパッと野比のび太、常森朱が挙げられるけど共通要素が浮かび上がるだろうか。ここぞの優しさ、なんて抽象的な言葉しか思いつかない。

 

・ダニー&ベアト

ダメ親父ってのはベアトにとってトラウマだけど、ダニー的には体の一部が機械ってとこにシンパシーでも感じたんですかね(適当)。喉いじるとこはベアト推しの友達が発狂しそうだなーって思いながら眺めてた。

 

・ドロシー&ベアト

ベアト「どうして話してくれるんですか?スパイは素性を明かさないものかと...」

ドロシー「アンジェはそうだな。私は、多分アンジェより弱いんだ。それと、ベアトは分かってくれるかもって思ったんだ。...ごめんな」

ベアト「ドロシーさんがそう言ってくれるってことは、私たち、もうカバーじゃなくて本当の友達ですねっ」

ドロシー「あれ、私そんなこと言ってたっけ?」

 

浮き彫りになった共通点【ダメ親父】。自然、二人の距離は縮まる。カバーじゃなくて本当の友達...。つながりが強くなればなるほど、引き裂かれたときの痛みは大きくなる。ある種の楔を打ち込まれることになるわけで、アンジェはきっとそれを理解しているからこそ嘘で自身を覆い隠す。

 

・アンジェ&シャーロット

シャーロット「もう10年も待ったわ。それに、これからはこれまでの10年とは違う」

アンジェ「もう、一人じゃない!」

 

尊すぎる...。ノンカバーのこの二人ほんとかわいい。はよ報われてほしいが、当然これが引き裂かれる痛みは作品の中で最も大きい。そんなことはないと信じたいが、バッドエンドもありえなくないというのが実情である。

 

・死体漁りの結末

ミイラ取り、ではないが最後の最後に父親としての本懐を果たそうとしたことが仇となりガゼルに消される。

恐らく身辺調査時点で見当たらなかったであろう娘という存在は少なくともガゼルのチェックポイントに入る。だからこそ父親を消したわけで。父親の敵としてガゼルとドロシーの間に因縁が発生したがこの二人の対峙はあまり見たくない...。

優しすぎる性格、メンタル的に弱そうなドロシーはこの後不安定になりそうで少し怖い。

 

登場人物の関係性の描写の進展はもちろん、雰囲気の丸め方とでも言おうか演出の妙が光る1話だった。7話目前、楽しみだ~

*1:邦題『モルグ街の殺人』。日本じゃ使えないと思うトリックを使用する。