スパイの本懐

PP1話のアンジェの嘘らしき発言をまとめました。ネタバレ注意です。

 

冒頭、エリックとの邂逅

エリック「だ、誰だ!」

アンジェ「通りすがりの宇宙人。黒トカゲ星から来たの」

 

メイフェア校の昼

エリック「どうして君みたいな子がスパイを?」

アンジェ「生まれた時に額に『スパイ』って書いてあったの」

曰く、「本当のことは面白くない」から嘘をつくとのこと。

 

昼ごはん

エリック「ん、これは・・・?」

アンジェ「トイレ」

 

病院視察の帰路

アンジェ「先に戻ってくれる?」

ベアトリス「どうしたんです?黒トカゲ星に帰るんですか?」

アンジェ「保険よ。万が一のための」

PP1話感想「いいえ、いいえ、いいえ」 - 軽い感想、浅い考察でも触れているがきっと万が一とは思っていない。

 

星空を見ながら

アンジェ「両親が殺されるのをこの目で見たの。ロンドン革命のときに」

エリック「それは・・・」

アンジェ「気にしないで、黒トカゲ星の話だから」

これは真偽不明。

 

あの世へ出発

エリック「そんな、急すぎる!エイミーはどうする!」

アンジェ「心配いらないわ、早く乗って」

ここの扉を開けるアンジェは少し憤っているようにも見える。

 

終着点

アンジェ「弾なら抜いてあるわ」

実際にはロシアンルーレット的な感じで少なくとも4発は入っていた。

 

アンジェ「貴方はスパイに向いてない」

(自分らと違って)嘘がつけない誠実な人間ということか、それとも銃弾を精緻に確認しない甘さを指摘してる?

 

エリック「これで僕は、亡命することも研究所に戻ることもできなくなった」

アンジェ「貴方の妹も、一生あのまま」

嘘である。エリックを絶望させて死ぬ抵抗を和らげようとしているのかも。

 

アンジェ「黒トカゲ星では殺す前にサインをもらうことになってるの」

エリック「は、ははは・・・。流石は家族を殺された経験者だな」

アンジェ「あれは貴方を油断させるための嘘」

エリック 「じゃぁ、君のオムレツがおいしかったことも」

アンジェ「嘘よ。買ってきたの」

エリック「星が綺麗だったことも」

アンジェ「きっと嘘ね」

エリック「殺すのか、僕を」

アンジェ「いいえ」

発砲。

「いいえ、いいえ、いいえ」

続けて3発。打ちすぎ。

 

とりあえず拾える分だけ拾ってみたけども、アンジェは全体のセリフのかなり大部分が嘘で塗り固められている。逆に分かりやすいと思うかもしれないが数多のフェイクの中に本当に真偽不明のものも混ざっているのが巧妙。

アンジェが嘘をつくのは「本当のことがつまらない時」であることを念頭に置いて振り返って見ると最後の「いいえ」が悲しく聞こえてくる。面白くないと思いながらも仕事なので殺すしかない。綺麗な思い出も全部嘘にしてしまう。

また、スパイじゃなく黒トカゲ星から来たと言っているのはスパイが面白くないと感じているということだろうか。1話の大半の嘘がエリックへの好意的心象の裏返しである中で冒頭の嘘はより深い領域にまで踏み込んでいると解釈できそう。

 

こんな感じでアンジェの言葉は含意を考えると面白いので2話以降も期待が高まる。

というか1話ラストは深く考えなくてもグッとくること請け合いだし是非見る人増えてほしいなぁ。